解説

広いような狭いようなこの世界だけれど、
宇宙は丸くて、もっと大きな"世界"の原子のひとつに過ぎないのかもしれない。

リンゴがあの形をしているのは、
内に外を引き付ける重力があるからかもしれない。

いつかこの世界が、大きな何かに事も無げに消化されるかもしれないし、
事も無げに私達が食べたリンゴの中に、小さな誰かが懸命に生きていたかもしれない。

中学のある日、ふと町から国、地球、宇宙へと脳内で画像が遠ざかって、
あまりの自分の存在の軽さに眩暈がしました。

それらを今、まとめて言葉にしてみましたが…
もっと簡単な事なのに、変に小難しくなってしまっているあたり、修行が足りませんね。