ゲーム語り

Vol.1Vol.2Vol.3Vol.4Vol.5

NEWマリオ悪魔城ドラキュラ(蒼月)ゼルダ夢幻の砂時計封神演義真・三国無双4
テニスの王子様悪魔城ドラキュラX(月下)ロマンシングサガ幻想水滸伝4幻想水滸伝2

戻る

NEWスーパーマリオブラザーズ 任天堂/DS アクション+ミニゲーム

ピーチ姫が攫われた!なんかお城から煙出てる!とりあえずマリオさん出動!

懐かしい雰囲気のDSマリオ、SFCのマリオワールドと似た雰囲気ながら、難易度は易しめ。
操作は簡単で、敵やマップの特徴を覚えれば、難しいステージでも何とかなる感じ。
その辺のバランス感覚は任天堂さん凄いよなぁ。ちょっとずつでも進められるのよね。
ボス戦は厄介な物もあるものの、巨大化可という救済アリ…いや反則的LVだけど(笑
今回の変身は極小のマメマリオと極大な巨マリオ、笑いました。大きいにも程があるわ!

各ステージに隠された☆コイン収集やゴール地点によるマップ分岐も楽しかったです。
こちらはちょっと技術が必要になるけど、クリア自体には支障ナシ。
クリアでいつでもセーブ可能になるので、コンプリートはそれから狙うが無難でした。

本編はタッチペンをほとんど使わない分か、ミニゲームではフル活用。
なんていうかミニゲーム充実させすぎです。はりきりすぎです。面白かったです。

毎度思うんですが、ソフトひとつで対戦可能ってありがたいですね。
ダウンロードにちょっと時間かかるけど、本体あれば誰とでも遊べるのは嬉しいわ。


悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架 コナミ/DS アクション

かつて世界を震撼させたドラキュラの生まれ変わり・来須さん(19)。
神が居るなら魔王も必要!なんてはっちゃけた理由で魔王再臨を望む教団に付け狙われ、
いっそやられる前に潰してしまおうとの結論に達した来須さんは教団の城に突撃です。

速度重視の短剣から攻撃力重視の斧まで、好みで選べるのはPS月下同様でした。
LV制度に加え、回復アイテムも購入可能で、アクション苦手でも安心システム。
敵の魂を取得する事で使えるようになる数々のスキルはなかなか楽しかったです。
ボスとの決着に必須なタッチペンでの魔封陣描きも、練習モードの存在が非常に親切。

敵の魂収集はちょっと手間でしたが、グッドエンド攻略に必須なのはごく少数。
バッドエンドでも救済ヒントが出るし、全体的に非常に親切な作り。
ただしストーリーは物凄くあっさりで、敵や仲間の背景も軽くなぞる程度でした。

バッドエンド後の話になるモードでは、通常プレイで出会った仲間を操作。
こちらは装備や回復アイテムが無いので、本編よりも技術重視。楽しかったです。
背景や敵キャラの書き込みは、相変わらずドット凄ぇなぁと感動しました。
音楽は月下ほどは印象に残らなかったんだけど…何でだろう。


ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 任天堂/DS ペンアクションアドベンチャー

舞台は広い海。幽霊船に連れ去られた友達を助けようとしたリンクは、うっかり海に転落。
流れ着いた島で出会ったハッスル妖精&へっぽこ船長と共に、幽霊船を探す旅に出る。

全ての操作がタッチペン中心、移動も剣を振るのもブーメランの軌道もペンで指定。
慣れればアクションも謎解きもSFCトライフォースより全然易しかった感じが。
ダンジョンの仕掛けより、部屋の仕掛けと所持道具を利用したボス戦が楽しかったです。
ありえない軌道で飛ぶブーメランは…なんていうか流石だぜリンクさん。

マップに手書きでメモ出来るのが便利かつ楽しかったです。俺マップ最強!って気分。
船のパーツ収集や攻略タイムアタック要素があるのもなかなかに心憎い演出で、
何度も同じ道を通って仕掛けを解く事になる神殿も、特に苦になる事もなかったです。

船での移動はちょっと鈍いものの、程よく退屈凌ぎに敵が出てくるのがいい手慰みかな。
物語はそんなに切羽詰った感もなく、笑いも含みつつのんびりした雰囲気でした。
ラスボス周辺の演出はありがちながらもちょっとドキドキ。船長いい味出してるよなぁ。

タッチペンでの操作に全てが掛かってくるので、ペンが苦手だと苦戦する…かな。
大砲や弓矢は触れた場所に飛んでいくので、設定ズレてると酷い目に…(笑


封神演義 愛蔵版 コーエー/PS シミュレーション

古代中国・妖魔の色に誑かされた殷王。政治は乱れ、国内には妖魔が溢れていた。
次世代を担う周公を補佐し、国に巣食う妖魔や導士崩れを一掃する為に下界したのは、
熱血ぽややんペーペー導士・太公望だった。

各地に散らばる仲間を懐柔しつつ敵を地道に薙ぎ倒すシミュレーションゲーム。
キャラは同名物語から出演しているものの、ストーリーは半ばオリジナルです。
主人公がボケボケな所為か、物語が切羽詰ってても、常に妙な和みが…。

修行システムでLVを好きなだけ上げられるので、自己制限しなければ難易度は低め。
武器や術もある程度は好みで習得できるので、キャラ選択も割と自由。
キャラごとに付加された火水土木金の五行に基づいた属性の優劣が厳しめなのと、
行動速度で動ける回数に大きな差が出来るのが微妙に罠でした。

愛蔵版は声付きな他、キャラ選択時に顔が表示される等の便利点が追加されてるとか。
ちなみにジャ○プで連載されていた同名漫画とは別物です。


真・三国無双4 コーエー/PS2 アクション

中国・三国時代、それぞれの意思の元に三分し均衡を保つ、魏呉蜀の三国。
英傑達を操作して三国統一を目指したり目指さなかったりする、三国無双シリーズ。

キャラが少し増えたり、一定時間のけぞり無効になるシステム等が加わったものの、
基本的には3同様の比較的簡単な操作方法。
ストーリーは国ごとから各武将ごとになった分、一人あたりのステージ数は少なめ。
ステージ内で指示される軍略に従うと戦闘が格段ラクになったりと、
NPCへのフォローや協力がそこそこ重要な感じがしました。

物語自体は、史実を辿ったり辿らなかったり。
史実辞典や人物名鑑が入っているので、大雑把な歴史や関係が掴めるのは親切でした。
各キャラのエンディング含め、一度見たムービーが記録・自由再生されるのも素敵。
オープニング編集も自由度が上がっていて面白かったです。

ただ、2や3と比べて目新しいものがあるかというと…うーん…。


テニスの王子様 スマッシュヒット! コナミ/PS2 スポーツ

同名漫画のゲーム化、ダブルスで大会制覇を目指すテニスゲーム。
系統的にはマリオテニス(古)なのかな?自分で上下左右動かして打ちます。
原作もテニスもロクに知らないんですが、普通にゲームとして楽しめました。

既存キャラからプレイキャラとパートナーを選択、限られた期間を使って育成・
ステータスを上げたり技を覚えたりするんですが、初期ステータスに差がありすぎ。
自キャラを強めに選べば比較的簡単みたいですが、弱い者同士で組むと酷い事に…orz
育成次第でどんな技でも習得できるのは激しく楽しかったです。
最強と思われる技[〜の輪舞曲]を二人揃って打ちまくれる爽快感。←凶悪

難易度は簡単から難しいまで選べるものの、比較的易しく出来てる感じでした。
相棒が強いと、サーブ以外はほとんど勝手に取ってくれますし(笑

原作に添った(多分)シナリオモードもありますが、こちらはオマケ要素的な量。
指定された条件に達成した時点でクリアになるので、すごくアッサリでした。
ゲーム内で表示された絵を見られるギャラリーモードは、キャラコンプリートで
セリフが聞けるみたいです。技を技で打ち返されて失点した時の絵が難関(笑

一周するのにそんなに時間かからないので、あっさりで手軽なゲームでした。
二周目以降は自分で作ったペアが敵で出たりするのが地味に面白かったです。


悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 コナミ/PS アクション

宿命の対決を繰り広げてきたベルモンド家と伝説のドラキュラ伯爵。
復活した伯爵を封じた男の失踪と同時に、百年に一度しか現れないはずの吸血鬼城が出現する。
自ら永い眠りについた吸血鬼の青年は、汚れし己が故郷の復活に、眠りから揺り起こされた―

ゴシックホラーな世界で、鞭を片手に骸骨や死神やゾンビを薙ぎ倒し突き進むシリーズ。
マップ探索と軽い謎解きが基本なこともあって、アクションRPGって雰囲気でした。
物語はドラキュラX-血の輪廻-の直後、主人公は悪魔城伝説の吸血鬼の息子だそうで。
どちらも未プレイですが、特に支障はありませんでした。

主人公が吸血鬼ハンターから吸血鬼に変更→武器も鞭から剣を始めとする多種武器に変更。
ついでに魔力持ちで魔法使用から霧や狼やコウモリに変身、今までとは少し変わりました。
隠しコマンド入力で多種な技や魔法が出せるのは、ちょっと格闘ゲーム風味。
出せるとラクだけど出せなくても進められる、って程度だったのが有難かったです。

グラフィックはドットだけど充分綺麗で、荘厳さから悪魔城らしい気味悪さまで完備。
キャラクターの動きも、味方から敵まで凝ってて面白いです。
音楽も城、礼拝堂、研究施設、果ては地下道や地獄のような場所と幅広いマップに対応した
綺麗な曲から勇壮な曲、不気味な音と多種多様。ただ、戦闘中の音声はやや篭り気味かも。

経験値によるLV上昇と装備品概念もあって、アクションが苦手でも敷居が低くなってます。
苦手だけどアクション好き…なんて方にもオススメ出来るかと。←苦手だけど好き


ロマンシングサガ-ミンストレルソング- スクウェアエニックス/PS2 RPG

かつて起きた神々の戦争、その終結に封印された邪神・サルーイン。
主人公たちは運命に翻弄されるかのように、それぞれの理由や意思の元に旅立つ。
邪神復活の阻止という、果てしなく大きな宿命を背負っている事を、彼らはまだ知らない…。

8人の主人公から一人選んで、そのキャラに沿って物語が展開…と見せかけて、
個人の必須イベントは本当に少しだけで、自由度が凄まじいRPGでした。
キャラによっては、世界を救うぜ!って気が全く無くて面白いです。流されてるうちに
「お前もう邪神倒しちまえよ」「仕方ないなぁ、面倒だけどやってみるか」的な。

序盤でワケも分からないうちに突き放されてしまうので、初心者には厳しかったです。
何をしていいか判らない→適当に戦う→戦った分だけ敵が強くなる→orz…と。
雑魚戦は回避してボスだけ倒していくのが基本みたいなので、戦闘好きには寂しいかも。
システムもやや複雑…楽しむ余裕が出るのは、2周目以降やもしれません(笑

グラフィックは…ちょっと等身が不自然でマップがだだっ広いのが気になりますが、
慣れれば等身やスキルによるグラフィック効果は平気になりました。
マップが広いクセに移動速度を上げることが出来ないのは、ちょっとストレス。
音楽は世界観に合っていていい感じでした。OPの山崎まさよし氏の歌も素敵v

最大の難点はプレイ時間かな…2周目以降じゃないと不可能なイベントもあって、
おまけに主人公は8人も居て、けれど普通に遊ぶと一周に20時間↑とか。
逆に言えば、長く遊べるゲームって事なのかもしれませんが(笑

※SFC「ロマンシング サガ」のリメイクらしいです。(SFC版未プレイ)


幻想水滸伝4 コナミ/PS2 RPG

群島諸国の海軍に属する主人公。家族は無くとも、仲間と海に彩られた彼の人生は、
持ち主の命を奪う紋章を軍長から受け継いだことで一変する。
そんな折、未だ協調性のない群島諸国に差し込むは、大国による侵略の影―。

今作は1の150年前、舞台ははるか南。群島諸国という呼び名自体は出てたかな?
周囲は敵ではないが味方でもないという状況で、敵国の影に怯えない呑気な連中を諭す旅。
敵国の領土が存在しない+移動の大半が大海原=緊迫感ははっきりいって薄かったです(笑
つまらないワケでは決してなかったんですが…秀逸ってほどではないかな…。

マップの大半が海で、移動手段も上陸中以外は全て船、海上。
どこまでも続く青い海と空の中、マップと磁石だけを頼りにのんびり目的地を目指すという。
船の速度は早くはなく、海上のエンカウント率も高めでややストレス気味でした。←せっかち
戦闘は6人PTから4人になって、難易度も上昇。メンバー選択も重要になってました。
一騎打ちも健在で、こちらは変わらず台詞で行動を予測していく、3すくみシステム。
戦争は全て軍艦によるシミュレーション、これは属性選択等の戦略性があって愉快でした。

ミニゲームも数種類、幻水のミニゲームはクリア必須LVが低くて助かってます(苦笑
今回もEDは108星集合・未集合による分岐ですが…これは、脳内補完重視なのかな。
1で登場したあの人や時空を旅するあの子が登場するので、シリーズファンにはプチ嬉し。

空と海が印象的なゲームでした。というかそれが全てというか…海に出てぇなぁ。←笑


幻想水滸伝2 コナミ/PS RPG

主人公の属する少年部隊は、突如襲撃を受けて壊滅。脱出した主人公が辿り着いたのは、敵国。
温かい敵国民の人々、そこで目にする故国部隊の襲撃、炎の中に立つ故国の皇子の残忍な行動。
本当に正しいものは、自分は本当に故国に戻るべきなのか―。

前作の3年後、舞台は前作でも出てきた都市同盟。登場人物も少し引き継いでます。
内戦の反乱軍=周囲は敵だらけだった前作に対し、今回は完全に国の対立=周囲は味方。
前作よりも多少平和で穏やかな感じがしましたが、話自体はソコソコ重くて面白かったです。

通常戦闘と一騎打ちはほぼ変更なし、協力攻撃や3すくみ制度が楽しいです。
紋章の装備数が1つから3つに増えて、好みだけでメンバー選択☆なんてことも簡単に。
回復アイテムも種類が増えたので、あまり紋章の使えないメンバーでも大丈夫そうでした。
戦争はシミュレーション化でちょっと面倒。難易度やユニット特性も中途半端な気が…。
ミニゲームやお風呂等のサブシステムも健在、息抜きになって楽しかったです。

キャラごとに優秀・不優秀者があるのは相変わらずでした。
でも最弱と呼ばれる子を素でラストまで連れて行けたので、まぁ…前よりかはマシ?かな?
前作引継ぎは再登場人物の装備とLVが少しと、前作主人公の登場。坊っさーん(*´Д`)
特に元主役は異様な強さを誇っているので、随分難易度変わる気も…いいのかなぁ(笑


Vol.1Vol.2Vol.3Vol.4Vol.5

戻る